グルコサミンおよび/またはコンドロイチンのヒトにおける安全性と有効性:系統的レビュー|安心・安全な『キチン chitin 甲壳素関連総合メーカー』なら甲陽ケミカル株式会社

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グルコサミンおよび/またはコンドロイチンのヒトにおける安全性と有効性:系統的レビュー

著作名:
出典:
Nutrients. 2025 Jun 24;17(13):2093
DOI:
10.3390/nu17132093
キーワード:
システマティックレビュー, PRISMA, アジア, EU, アメリカ
要旨:
グルコサミンおよびコンドロイチンは、関節に影響を及ぼす疾患に対して、単独または併用で用いられることの多い天然由来物質である。
筆者らの目的は、ヒトを対象としたグルコサミンおよび/またはコンドロイチン補充の有効性および安全性を評価するとともに、一般的に用いられている投与量を明らかにすることであったと述べられている。
本研究では、PRISMAガイドラインに基づくシステマティックレビューが実施され、PubMedおよびWeb of Scienceにおいて文献検索が行われた。
抽出された文献はCovidenceに取り込まれ、2名の独立した研究者により、事前に定められた選択基準および除外基準に基づいてレビューが行われた。
研究の質評価にはMixed Methods Appraisal Tool(MMAT)が用いられた。
2013本の文献がスクリーニングされ、そのうち146研究が本レビューに含められたと報告されている。
含まれた研究の約60%はランダム化比較試験であり、実施地域は主としてヨーロッパ、アジア、または米国であった。
研究の大部分は変形性関節症および関節痛を対象としており、有効性を検討した研究の90%以上で肯定的な結果が報告され、安全性を評価した研究の多くでは有害事象が最小限、もしくは認められなかったとされている。
グルコサミンおよびコンドロイチンは併用されることが最も多く、1日あたりの投与量はそれぞれ1500 mgおよび1200 mgであり、プラセボまたはセレコキシブと比較されることが多かったと述べられている。
以上のエビデンスから、グルコサミンおよびコンドロイチンは、とくに変形性関節症や関節痛の管理において、概して有効かつ忍容性が高いことが示唆されたと筆者らは述べている。
また、多様な研究において一貫した投与戦略および良好な安全性プロファイルが確認されていることから、臨床実践における継続的な使用が支持される一方で、他の疾患状態に関してはさらなる研究が必要であると結論づけられている。