グルコサミンは、天然のアミノ糖であり、動物体内では軟骨や結合組織などのムコ多糖類の構成成分、甲殻類の殻に含まれるキチンの構成成分など広く分布しています。グルコサミンは加齢や過度の運動により起こる変形性膝関節症に対する有用性が確認され、欧米では予防や治療用として使用されています。
| 用途 | 食品向け | 用途 | 一般医薬品・化粧品向け | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 品名・項目 | コーヨーグルコサミン ᴬ),ᴮ) |
コーヨーグルコサミン SCᴬ),ᴮ) |
コーヨーグルコサミン FPᴮ) |
コーヨーグルコサミン VGᴮ) |
品名項目 | コーヨーグルコサミン MGᴮ),ᶜ) |
| 性状 | 白～類白色の結晶又は粉末でにおいがない ※80:白～類白色の粉末でにおいがない |
SC:白～類白色の結晶又は粉末でにおいがない SC-80:白～類白色の粉末でにおいがない |
白～類白色の結晶又は粉末でにおいがない | 白～類白色の結晶又は粉末でにおいがない | 外観 | 白色の結晶体 |
| 粒度 | 42メッシュパス90％以上 80:83メッシュパス95%以上 L:30メッシュパス95%以上 |
(社内基準) SC:42メッシュパス SC-80:83メッシュパス |
60メッシュパス95％以上 | 42メッシュ全通 | 粒度 | 83メッシュパス 95％以上 |
| 確認試験(1) | 赤～赤紫色を呈する | 赤～赤紫色を呈する | 赤～赤紫色を呈する | 赤～赤紫色を呈する | 確認試験 | 陽性 |
| 確認試験(2) | 紫～青紫色を呈する | 紫～青紫色を呈する | 紫～青紫色を呈する | 紫～青紫色を呈する | ー | ー |
| 溶状 | 無色、澄明 | 無色、澄明 | 無色、澄明 | 無色、澄明 | ー | ー |
| 乾燥減量 | 0.5%以下 | 0.5%以下 | 0.5%以下 | 0.5%以下 | 乾燥減量 | 0.5%以下 |
| 強熱残分 | 0.1%以下 | 0.3%以下 | 0.1%以下 | 0.3%以下 | 強熱残分 | 0.1%以下 |
| pH | 3.0～5.0 | 3.0～5.0 | 3.0～5.0 | 3.0～5.0 | ー | ー |
| 含量 | 98%以上 | 98%以上 | 98%以上 | 98%以上 | 含有率 | 98%以上 |
| 塩化物 | 16～18% | 16～18% | 16～18% | 16～18% | 比旋光度 | ＋70～75° |
| 一般生菌数 | 3×10²個/g以下 | 3×10²個/g以下 | 3×10²個/g以下 | 300個/g以下 | 一般生菌数 | 300個/g以下 |
| 大腸菌群 | 陰性 | 陰性 | 陰性 | 陰性 | 大腸菌群 | 陰性 |
| ヒ素(as As) | 1μg/g以下 | 3μg/g以下 ※年1回 |
1μg/g以下 | 3μg/g以下 | ひ素(As²O³として) | 2ppm以下 |
| 鉛(as Pb) | 2μg/g以下 | 2μg/g以下 ※年1回 |
2μg/g以下 | 2μg/g以下 | 重金属(Pbとして) | 10ppm以下 |
| 由来 | エビ・カニの殻 | エビ・カニの殻 | エビ・カニの殻 | 糸状菌 | 由来 | エビ・カニの殻 |
| 荷姿 | 1kg:PE袋15kg:PE内装箱 ※80:20kg:PE内装箱 |
20kg:PE内装箱 | 15kg:PE、PET/PE内装箱 | 10kg:PE内装箱 | 荷姿 | 1㎏:PE袋 20kg:PE内装箱 |
A)健康食品の安全性自主点検認証登録（公財）
日本健康・栄養食品協会 認証登録コード番号：11 A0480012/コーヨーグルコサミンシリーズ
日本健康・栄養食品協会 認証登録コード番号：11 A0480012/コーヨーグルコサミンシリーズ
B)FSSC22000 取得工場：グルコサミン工場、グルコサミン境港工場
C)医薬部外品原料規格2021に適合
目次
- 01.グルコサミンとは
- 02.グルコサミンの製造方法
- 03.製品規格
- 04.分析方法
- 05.グルコサミンの代謝・吸収
- 06.関節・軟骨・骨に対する効果（抗ロコモ素材としての効果）
- 07.皮膚に対するグルコサミンの効果（美肌効果）
- 08.血管・循環器に対する効果（抗メタボ素材としての効果）
- 09.消化器に対する効果
- 10.グルコサミンの安全性
- 11.利用上の特性
- 12.食品における使用例